ベータ版第二ロット出荷目前で販社でテスト中の機材で動作しないという問題が発覚!
調査したところマシンが高速だとタイミングによってバグることが判明。
問題はすぐに解決できたのですが、すでに客先での評価中なので改修作業には細心の注意が必要です。
バグをつぶすコストはプログラミング中はそれほど大きなものではありませんが、
製品として出荷が進むにつれて数十倍、数百倍、場合によってはそれ以上ののコストがかかります。
これからが大変そうです。
いちおうオンサイトでアップデートできるんですが、実はそこにもバグが。。。
いったん中間バージョンにアップしてもう一度アップデートしてもらうというダサいことに^^;
ターゲット層がハイエンドなだけに機材も結構高価だし、
それほど多くの組み合わせを試せなかったり、
そろそろ開発資金にも圧力が。。。などと生臭い問題もあったりして^^;
さてここからはグチです。
エンジニアっていうのも営利が目的である以上コスト意識は大変重要なポイントで、
当然自分も意識しているつもりですが、
最近妙に上が新人にまでコスト意識などといいつつ、
バイトの時給のような内容のない話をしてるのが、
すごくずれてて腹立たしいんですよね。
今回の仕事は私の管理不足もありますが、開発コストが非常にかかっています。
しかし、そもそも最初の見積もりなんて私の全然知らないとこで誰かが作ってるし、
営業が開発費用のネタを作れというので帳尻合わせて作っても
出来たのは突っ込みどころ満載の資料でいまいち活用してくれてないし、
損益分岐すらでていないし。
今頃になって金額だけの話であの時こうしていれば系の話や、
根回し無しで顧客の上のほうと掛け合って失敗してみたり、
コスト意識以前の問題なんだが。
せめてこういうことは部下のエンジニア達が見ているところでやらないで欲しいものです。
どれくらい開発コストがかかるのか、かけれるのか、
リスクのヘッジはどうするのか、
販社の販売力はどうなのか、販売予想はどれくらいなのか、
市場規模の増加はどうだろうか、
顧客はどういうビジネスをやろうとしていて、どういうアプローチを行っているのか、
開発中に得られたアライアンスをどう発展させていくのか、
どうせいままで考えてこなかったんだし、
これだけでも営業・経営としてまともに見ればいい勉強になると思うんですが、
そういう気は全くなさげだし。
目の前を動いてる金だけ覗いていても見えるものも見えないものもあるだろうに。
これから量産が開始され、たとえ儲かっても次の仕事に生かしていけなさそうな感じがむんむんしています。
自分ももう少しだけエンジニアからビジネス寄りに軸足を移すべきだろうか。。。
まあ技術的に出ている問題がそれほど致命的でないっていうとこが八坂さんのご利益でしょうか?
もうちょっとお賽銭弾んどけばよかったかなぁ^^;
メンバーはみな家庭やその他に問題も出ていて、結構ストレスがたまってきててるみたいだし。
東京引き上げ前にはお神酒でも飲もうかな。
というわけで今日は長文で生臭系のグチでした。