SigmarionでのLinuxの遊び方


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改定履歴
2001/9/11 作成
● いろんなDists.に挑戦してみる

mips向けのLinuxの情報をいろいろ漁っていると、混乱してきます。 よくわからいままなのですが...

私の理解したところでは、まずkernelは

  1. 2.4.0-test9 (linux-vr)
  2. 2.4.8? (linux-mips)
  3. 2.4.3? (SGI)
  4. 2.4.9 (本家kernel)

とあり、linux-mips,sgi,本家の関係とVersionなどが まだよくわかっていません。 間違っている可能性大です。

ディストリビューションは基本的にSGIの配布している RedHatを下敷きにしているようです。

Linux-MC(日本の川島さん謹製) SGI RH6.X + Vine2.1, 2.0 etc 2.4.0-test9 (linux-vr) WindowsCE機種その他。SGI RedHatがベースみたいです。
SGI simple ? ? mips全般(SGIマシン?)
SGI RedHat SGI RHL 5〜7.1 2.4.0〜2.4.? mips全般(SGIマシン?)
Cobalt Cube ? ? ちょっと違うところがあるそうな
PS2Linux RHLベース? 2.4.3らしい VineSeedにもPS2Linux向けbinaryがあります

● busyboxでのinitrd root環境の作成

上記のDists.とは別に環境を作ってみます。 busyboxとは... /binや/sbin,/usr/bin,/usr/sbinに含まれる、 基本的なコマンド群のサブセットを1実行ファイルにしたツールです。 実際の名前にSymbolic Linkを張ることで、そのコマンドとして振る舞います。 コンパイル時のコンフィグレーションでいろんなコマンドを含ませることが 出来ますが、100程度のコマンドを含めても数百KB程度のバイナリなので 驚異的にディスク使用量が減ります。

busyboxにはinit,mount,ifconfig及びshなどの立ち上げ時に必要なコマンドも 含まれるため、これとlibc,ld-XXX.soとデバイスファイルなどがあれば 最低限のシステム環境が揃ってしまいます。

これを利用してinitrdを作成すれば普通では考えられないほど小さな initrdが作成できます。(glibcが大きいので数MB程度)

ということは、これにjfbterm,jed,slang,Cannaがあれば日本語環境が出来そうでは ありませんか?で、やってみました。 Cannaの辞書の一部を消すと、上記ファイル+ワーク全てあわせて12MBに十分収まるinitrdが出来ます。 しかしながら結論からいくと成功しませんでした。 基本的にboot出来ます。jed,slang,Cannaも動作しました。 しかし、入れたままではjfbtermが起動しませんでした。

これがうまくいければCFスロットが1つしかないSigmarionでも、 CFメモリやEthernetカードを自由に差し替えて使うことができそうです。

● busyboxでのnfs root環境の作成

で、busyboxでブートしたあと、CFカードをEthernetカードに差し替え。 nfsでmips環境のファイルを入れたhostをmountし、 そこにchrootすれば、見事nfs rootもどきが可能となります。 hostのhdの容量はたいてい大きいので、まるごと必要そうなファイルを コピーしておきます。

● PS2向けVineSeedは?
● SGIのRedhat7.1は?
未稿


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Kondara/MNU Linux,FreeBSD,XEmacs,Mule,jed,w3m,Netscape Communicator,MetaHTML,apache,jweblint,efstat,Namazu...
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