仕事で、自社製SH4ボードでLinux-SHを走らせてドライバなぞ書いたりもしているのですが、
x86以外のCPUで動作するLinuxを見るたび面白いな、個人的にも欲しいなと思っていました。
SH4 CPUの機種が欲しかったのですが、安さとデザインに負けてmips系CPUのNTT Docomo Sigmarionを購入しました。
起動するとWindowsCEという名前のブートローダ(^^が立ち上がりますので、
直ちにLinuxをインストール、ユーザ環境を構築して使っています。
とりあえずの使用感としては
- キー配列以外はいい感じのキーボード
- デザインはなかなか
- ちゃんとlinuxしてるところがいい感じ
- 種々の制限から使えるアプリは限られるが、用途を絞ればOK
- CFのI/Oがオソオソ(1.5Mbyte/s程度)、CPUも遅いがアプリはそれなりに動く
- CFの容量は、Xを入れると128Mでは少ないです。256M程度は必要
- スロットが1つで、そこはCFが占有するので、ホストとシリアル(ppxp)で繋ぐことになりますが当然オソオソ
- 専用シリアルケーブルが高い(4200円位!)
Sigmarionに限った話ばかりではありませんが、とりあえず私のやった内容を
忘れないうちにメモります。
既にあちこちでお書きになられている内容にはあまり重複しないようにして、ざっといきます。
現状、Linux-MCはうまく動作しているので、
次のステップとしてredhat7.1に日本語環境を突っ込もうとしているところです。
メニューはこんな感じを予定です。(ってやはり見たことありそな感じですが(^^;;)
順不同で書いていくつもりです。
- Linux-VR環境のインストール
- カーネルについて
- rpmなクロスコンパイル環境の構築
- いろんなDistsに挑戦してみる
- Redhat 7.1のインストール
- sgi,rh7.1, Kondara2.0からの再構築版バイナリRPMS
- PS2向けVineSeedを試してみる(失敗の記録)
- ちょこっとしたTipsみたいなこと
- busybox + nfsルートもどき環境の構築