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pilrc情報
Unix,Win32で利用できるpilrcリソースコンパイラの情報、
といっても主に更新履歴(What's New)の紹介です (^^;;
2002/2/22にリリースされたpilrc-2.9p2が最新です。
p3は互換性のために差戻しになったようです。
オフィシャルホームページのPatchZoneから入手できます。
まだpatchしかリリースされていませんのでオフィシャルリリースに対して
patchを当てる必要があります。
pilrc-2.9p2ではpilrcuiにバグがあり、ちゃんと動作しません。
pilrc.c : 6878行をコメントアウトして下さい。
特に難しいことはないのですが、簡単にインストール方法を。
pilrcにはrpm用のspecファイルとconfigureスクリプトが含まれており、
両方とも全く普通にコンパイル/インストールできます。
またMicrosoftのVisual C++でも出来るようです。
現在の最新版はパッチの形で提供されているので
手作業でパッチを当てて、コンパイルする必要があります。
- パッチを当てる
tar xvfz pilrc_src.tgz
cd pilrc-2.9
patch -p1 < ../pilrc-2.9p1.diff
patch -p1 < ../pilrc-2.9p2.diff
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pilrcuiを使うならば pilrc.c : 6878 をコメントアウト。
- rpmの作成方法
cd ..
tar cfz pilrc-2.9.tar.gz pilrc-2.9
rpm -ta pilrc-2.9.tar.gz
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- configureしてコンパイル
./configure
make
make install
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非互換性のため削除(現在のところ2.9p2を使って下さい)
diffのみでpatch-zoneに公開されています。
diffのみでpatch-zoneに公開されています。
- pilrc.specの更新
- http://sourceforge.net/mailarchive/message.php?msg_id=492349 による
- BITMAP: ダイレクトカラー圧縮
- 訂正禁止ためのフラグの削除(2.9から無くなっていた)
- -roファイル生成時のタイムスタンプを指定する-tsフラグを追加(POSIXのみ)
久しぶりにリリースされた2.9です。2.8のパッチにあった変更が含まれています。
結構な変更となりますね。
- "-ro"オプションを追加
- リソースは(.binの代わりに)prcデータベースに含まれるようになった(イエイ!)
- デフォルト: cr8r: 'pRES'型: 'RESO' name: ファイル名と同じ
- 上記を-creator,-typeと-nameを指定して変更する事が出来るようにした
- 再帰的なinclude(32レベルまで)がサポートされました
- Unixユーザのために^M文字をとるためのsrc2unix.shスクリプトが追加されました
- インデントツールを使って全てのソースをインデントするよう、srcindent.shが追加
- strdupに関する文句をfix
- ドキュメントを更新(例 POPUPLIST)
- 32bitでないOSに関するサポートを追加(alphaなど)
- configure.inはpilrcuiが作ることを決めることが出来るようになった
- VC++エラー/警告メッセージの文法をfix
- CW_PLUGINに対するソースの移植性を追加(neilのために) :P
- pilrcuiが再びコンパイルできるようになった
- コードはBA16リソースタイプを仮定している(m68kリソース),誰かfixしないか?
- その他のドキュメントをフィックス
- sliderのデフォルト (MIN=0, MAX=100, PAGESIZE=10, VALUE=50)が実装された
- プリプロセッサのおかしいのがフィックス - もう##演算子の誤用はない
- 新しいリソースの追加:
- 'locs' (locales)
- 'hsbd' (hardSoftButtonDefault)
- 'pref' (sysAppPref)
- LISTパースのバグを解決(Laurent Dutourにレポートされた問題)
- COUNTRYLOCALIZATIONのバグ修正
- localeのサポート
- 'tint' 'tkbd'と'TRAP'のバグ修正
- BITMAPPALETTE/PALETTEオプションの追加
- 出力のため、"map"元ビットマップにカスタムパレットを指定する(?)
- 現在の表示パレットにパレットリソースをセットして使う
- -NoEllipsisのオプション追加
- LISTのバグ修正
- FONTのバグ修正
- -roでタイムスタンプの更新 [実際の時間を使うように]
- alertのデフォルトボタンidの訂正
- CW_PLUGINのためのその他の修正 (neilのために)
- BITMAPのフィックス
- 16bppイメージの圧縮をサポート [ありがとうmcrazorさん]
リリース Patch中...
どうもUnixでバージョン2.8はうまくないようなのですが、
リリース前のバージョンではいけるようなので
updateのリストのとても主観的な要約(というか適当な訳を)。
いろいろ改善されているようですので、リリースが待たれます。
- p0 -- unixユーザのために^Mをsrc2unix
- p1 -- リソースは(.binではなく)prcデータベースに入れるようにした(!yay!)
- p2,p3,p4 -- いろいろ改善があるらしいです
- p5 -- CW_PLUGINに関する改善。pilrcuiが再び使えるように。redhat 7.1のcppに対するfixup
- p6 -- バグフィックスなど
- p7 -- locs,hsbd,prefなどのリソースの追加。localeサポート。その他
リリース 2001/5/1
ざっとWhat's new訳です。
pilrc 2.8
- 新しいリソースの追加
- WORDLIST,GRAFITTIINPUTAREA, COLORTABLE, KEYBOARD, COUNTRYLOCALIZATION など
- [ほぼシステム使用のみ] より詳しい情報はdoc/manual.htmlを見て下さい。
- ID生成の一貫性に関する修正
- 例: VERSION ID 1 "1.0", VERSION 1 "1.0" や VERSION "1.0" が動作します。
- 古いサンプルとの互換性のため、昔の動作を戻しました。
- SLIDERの変更
- スライダーに関する警告の修正。正しければ文句をいいません :))
- エラーメッセージの修正
- includeファイルで表示されるエラーの行番号が混乱するのを調整した :)
- DATAの変更
- 指定されたincludeディレクトリのデータを見つかるようなもの (訳注:訳が怪しい...)
- -LE32フラグの追加。little endianの32bit互換のリソースを生成(ARM,NT)
- いろいろバグフィックスなどなど :P
2001/2/14
2/8にpilrcが2.7bになっています。バグフィックスがメインのようです。
テーブル回りにバグがあるようなのでバージョンアップをお薦めします。
以下What' new in 2.7bから
pilrc 2.7b
- BITMAP*, ICON* の変更
- 16,24と32bppの.bmpファイルのサポート追加 :)
- 16bppビットマップリソースの圧縮は現時点では出来ません
- DATA構文解析エラー
- もし "" なファイル名が渡されたらクラッシュしていた。修正済み
- TABLE 生成エラー
- 余分なワードが書きだされて、問題をおこしていた *ちっちっ* :P (訳注:こんな訳でいいのか?^^)
- テーブルの幅が非常に間違っていた
- .rpm スペックファイルの追加 (訳注:Linux RPMパッケージの定義ファイル)
2001/1/12
pilrcが2.7さらに即日2.7aになっています。2001/1/5にリリースされています。
結構いろいろ変更されています。
pilrc 2.7a
- xwin.cのコンパイルのバグフィックス:P (申し訳ないX11 guys) :P
pilrc 2.7
- BITMAP*, ICON* の変更
- bitmap.cのオーバーホール完了 :P (これは楽しかった)
- 動的ファイル指定 (もう固定の4ファイル名は必要ありません)
例: BITMAPFAMILY ID 1000 "1bpp.bmp" "2bpp.bmp" COMPRESS
例: ICONFAMILY "1bpp.mbp" "2bpp.mbp"
- これらは1bppと2bppのアイコンファミリーを生成します
- 16bpp, 24bpp及び32bpp ビットマップのサポート。イエイ!
例: BITMAPCOLOR16K, BITMAPCOLOR24K, BITMAPCOLOR32K
- tintリソースサポート
- 3.5ユーザインターフェースコントロールの追加
- コントロールはグラフィックの属性を持つようになりました(3.5リソース定義による)
- 新しくSLIDERコントロール
- LAUNCHERCATEGORYリソース
- 例: LAUNCHERCATEGORY "Games"
- -allowEditIDオプションの追加
- IDの10000-10007(editメニュー)を使用する人に警告しなくなりました
- 15x9 スモールアイコンリソースがエラーから警告に変更
- アイコンIDの"default"を上書き出来る機能の追加
- 例: ICON ID 1000 "..."
- 1000/1001でないアイコンリソースのサイズに関して警告しない
- ビットマップリソースの"default"タイプを上書き出来る機能の追加
- 例: BITMAP "SBmp" ID 1000 "..."
- インクルードパスがイメージファイルに加え文字列ファイルに適用される
- マニュアルの追加/修正
- Palm Computing (France Office) R&D
- 実験的なARMリソース生成 (使用しないように)
2000/11/5
pilrcが2.6になっています。2000/10/31にリリースされています。
以下、例によって適当なWhat's New訳です。プリプロセッサ周りの強化はいいですね。
- -D マクロ(=値)オプションの追加
- "プリプロセッサ"的なシンボルのように#ifdefで使える機能の提供
- BITMAPCOLOR16とBITMAPFAMILYSPECIALの追加
- IIIcや他のカラーデバイスの16 カラーグラフィックスをサポート
- RGBToColorIndexを更新
- (0,0,0)をインデックス255と認識できるようカラー配置アルゴリズムを逆にした
- あちこちでマイナーな構文解析の修正
- コメント、lex.cに小さい修正(Wes自身から)
- マニュアル間違いの修正
一気にpilrc2.4b5〜pilrc2.5cまでのWhat's Newを訳してみます。
ほとんど理解なしの直訳ですいません...(^^;;
2.5b8で入った条件コンパイルのサポートなど なかなかいい感じではないでしょうか
pilrc2.5c
- ICON*,SMALLICON*,BITMAP*の調整:
- モノクロ,16色カラーと256色カラーのビットマップが正しく変換される
pilrc2.5b9
- tSTLリソースのサポート
- xwin.c: GtkMenuFactory()の利用方法の適当なところを削除(訳注:いまいち..)
- PilRCサンプル:
- tSTLのデモの追加
- マニュアルの増補
pilrc2.5b8
- 条件コンパイルのサポート!
- #ifdef, #ifndef, #else, #endif
- マニュアルの間違い修正
pilrc2.5b7
- PalmRCとの互換性(マージ)
- HEXタグのサポート
- DATAタグのサポート
- マニュアルの間違い修正
pilrc2.5b6
- PilRCライセンスを発行 -- 読んで下さい
- VC++でエラー/ワーニングが出る文法の修正
- VC++コンパイルエラーの修正
- マニュアルの間違い修正
pilrc2.5b5
- prc-tools2.0向けに"example"を更新
- VERSIONタグのIDは指定されないと1がデフォルトに
- M$を生成するために-V (VS-typeエラー/ワーニング出力)
- PNMサポートの追加
- .java -> multiple depth "package" definitions
- RGB -> システムパレットのフィックス
- 1bppのパレット定義を"standard"に調整した
pilrcの2.5ベータ4が出ました。2.5b3用のパッチを送ったのが入りました。こ
れでバックスラッシュにからむ文字化けは起こらなくなります。ただし、これに対応す
るためわざとバックスラッシュを入れておられてる方はご注意ください。
What's new を訳すと...
- webページの場所が変わった(みなさん更新してくださいね)
http://www.ardiri.com/index.cfm?redir=palm&cat=pilrc
- autoconf + automake対応
- マニュアルのオーバーホール
- RGB -> システムパレット修正 -- 4bppビットマップはもう反転しません
- VC++でのコンパイルエラーを修正
- 日本語 シフトJISハンドリングのバグフィックス
- 他のバグフィックス
だそうです。
pilrcの2.5もベータ3となっています。日本語の文字化けはまだ起こります。 2.5b3用のpatchです。全然変わっていません。以前送ったパッチが届いたかどうか...
念のため、パッチの使い方は
pilrcsrc.zipを展開して、そのディレクトリで
patch < pilrc25b3-m-patch.txt
でOKです。
バージョン2.5からメインテナがscumbysoftから Aaron Ardiriさんに移りました。カラーのサポートが追加になっています。
日本語の文字化けはまだ起こります。 2.4用のpatchでもワーニングはでますが
とりあえず当たるようです。2.5b1用に修正されたものを、 Tachizonoさんも作って下さいました。なをこれらのpatchは現在本家に送り中です。
日本語対応になったなどと書いていましたが、どうもpilrc230aの日本語化はまだうまくないようです。
日本語のSJIS文字列に対応するための "Quick and Dirty" パッチを以下に公開します。
内部のマルチバイト文字処理を呼び出しているため一応多国語に対応するはずです。
不具合があれば御連絡お願いします。
pilrcの最新バージョンは99/4/30現在 2.3aです。日本語に対応できているようです。
これで前のパッチは必要なくなってしまったようです。99/4/30ではまだ日本語のリソースを
試していませんがソースをちょっと見た限りではOKのようです。
コンパイルも若干Makefileのパスを修正するだけで問題なく終りました。
pilrcuiも見てみました。ダウンロード前にリソースのプレビューが出来ます。
古い情報ですが...2.00aのパッチです。
pilrcの日本語化の パッチを作成致しました。
まだチェックしていませんがpilrcも2.3にバージョンアップしました。Japaneseがサポートされたとの
ことでこのパッチも不要になったかも知れません。
また、pilot-tech-mlの方でありましたが他の方がもっとちゃんと日本語対応なさっておられるようです。
- pilrcではエスケープ文字に'\'を使っていますがsjisの2バイト目コードの問題で
文字化けすることがあります。
- この問題を回避するためpilrcのトークン解析部分の文字列解析部分にパッチを当て
sjisの1バイト目ならば次の文字はエスケープ処理せずに文字列とします。
これでとりあえず2バイトの文字列が文字化けせずに使えるようになります。
なを、pilrcにはまだ問題があり、初期状態が空のLISTを扱えません。
これのパッチはまだ未整理です。
- 2.4
- カテゴリのサポート (thanks John Ludwig)
- alertでのデフォルトボタン (thanks John Ludwig)
- より長いリストが許されます
- 2.3a
*nixでコンパイル時の問題を修正
- 2.3
- 括弧が式で使えるようになりました
- フォントリソース((thanks David Turnbull)
- フォームの数の制限がなくなりました
- .rcpファイルのどこにでもコメントが書けるようになりました
- C言語スタイルの/* */形式のコメントのサポート
- ヘブライ語,日本語,中国語のフォントのサポート(-Fh, -Fjと-F5,-Fg)
- 'XXXX'16進数の定数のサポート
- -rtlフラグと|演算子のサポート(for BiDi Hebrew)
- Bold12フォントのサポート
- STRINGリソースでFILEキーワードのサポート(GCCのプリプロセッサを使用する時に複数行の文字列の使用が容易になる)
- 2.2
- (ついに!)スモールアイコンのサポート
- システムIDの多重定義をエラーから警告へ変更
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